2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

世に子供こんなにもいたねとおもう年末ゆれる大江戸線で

微睡むは千年旅行のパイオニア目醒めの鐘も尾で撥ね二度寝

このこわれ たこころがなおってしまっても 僕は僕のま までいられるか

手を擦る。そうだよ冬の始まりにはこんな雨が降るんだったと

唇を湿らせるのは星降りの嘘TVの中の懐かしき終末

圧倒的なわからなさを以ちおれの胸つらぬいた穴ポカリで満たし

やさしげな言葉よりまず体力を使いやがれよ愛なのだろうが

きみが見る色は光よ頂点の色の影など無いこの世では