2004-06-29

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生き様だとか馬鹿なこと言ってんなカッコいいものそれはサイドカー

2004-06-28

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右に行くつもりが左引き返すつもりは無い一周して戻る

2004-06-22

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夜を鞣（なめ）すＴＶの中の魔術師（マジシャン）と台風情報乾くペディキュア

2004-06-17

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マトリクスに 手紙に 乾いた頬に 粒粒を置く 粒粒を置く

2004-06-15

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夕闇に染まるを待たず寝静まる青にならない信号の青

2004-06-14

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雨音に何も無い夜の音紛れブラウン管の俺と目合わす

2004-06-11

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暑い朝の寝袋の穴より覗く既に働く人の横顔

2004-06-10

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屋根の上ひなたぼこする猫がいや靴だあれ靴猫じゃねえ靴

2004-06-07

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痒い背中に虫居らず寂しい

2004-06-05

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ドレッシングつけ忘れられがちな顔という他説明がつかない

2004-06-04

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汗沁む眼の先陽炎に舞う白 雪の幻影かと思えば灰

2004-06-03

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そうだよねこれがきみのいちばんの写真右隅心霊微笑む

2004-06-02

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妻の居る友を見舞い帰るそしてひとり寝込むを天井笑う

2004-06-01

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破れ傘骨伝う滴を視てゐる何時の間にや地下道