アスファルト残暑灼けつく影睨み影は彼岸の秋空見据え
泣きながら「だめら!」と君 「だめら!て」とツッコむ俺に君はグーで
スッピンの君とタンゴで永久を誓おう夜更け輝く生鮮売場で
コンクリに跳ねる頭で視し世界赤白黄色君は綺麗だ
お母さんが台所でドラゴンを殺す音がしてきたら夕げ
酔い覚ます宵の自販機釣銭を敢えて忘れて知らぬ人想ふ
糸を抜き開いた夏に汗垂らし俺のおもひで黙示録、完。
砂と汗気化する香りはAPPOLO鼻腔くぐり空を満たし月
船着場にて人を待つ誰と無く台風が近付いてきている
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